末館



所在地 横手市雄物川町今宿字末館
様式 山城
築城年代
落城・廃城
築城者
主要城主
遺構 曲輪 帯郭 馬場
おススメ度  

<歴史・概要>
俗称「三吉山」から明神森へと北方に細長く延びる一帯であるが遺構は三吉山周辺だけが現存。公園化により若干改変された。三吉山山頂が主郭に比定され東西50m、南北20mの長方形を呈した平坦面となっている。この北西に東西40m・南北50mの略方形を呈した郭があり周りを5mの帯郭が一段取り巻く。主郭とこの郭の比高は約5mである。間に北方より登る道が作られ大手口と称される。右手には馬場跡が伝えられる。主郭南側幅4〜5mの帯郭が二段築かれ、この下方は国道107号線が通る深い谷に依って対岸の丘陵と遮断される。館主については伝えられず不明だが小野寺氏の由利勢に対する押さえの機能を担ったと推定される。

末館遺跡標柱

馬場とはここのことでしょうか?

帯郭

主郭。館の下には雄物川が流れています。

付近には末館登窯遺跡があります。末館の末は陶器の陶(スエ)から来ている説を聞いたことがあります。