白華城


<所在地>

秋田市豊岩豊巻字杉ノ下

<歴史・概要>

白華城は標高60メートルに築かれた平山城で大手、摺手、屋敷跡、厩跡、空堀などからなる中世の城跡である。築城は戦国時代、湊安東氏の一族である安東義仁と伝えられ、周辺の豊巻・石田坂一帯を支配していたとされている。永禄十年(1567年)豊島城主畠山玄蕃の奇襲で落城したが同十二年(1569年)安東実季が奪還した。慶長七年(1602年)安東実季の常陸宍戸(茨城県友部町)に国替えとなるまで安東家の支城として機能した。

現地標柱より